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2006/05/17

「ブロークバック・マウンテン/BROKEBACK MOUNTAIN」-嫁の演技、光る+こまねこ-

【渋谷シネマライズにて】

オリジナル・サウンドトラック~ブロークバック・マウンテン

やっと、観る。公開からかなり経っているので、さすがに館内ガラガラ。
まず、目に入るのが登場人物達の服装だ。
カーハート、ディッキーズなど古着屋でお馴染みの装い。
当たり前だが、彼らは別にお洒落で着ている訳ではなく作業着として着ている。
日本での、寅壱のドカジャンみたいなものだ。
本来の着方を目の当たりにする。
まぁ、役者が着ているのだし、衣裳担当が選んでいるのだから、当然、雰囲気はあるのだけれど。

主人公の二人が期間労働者として山で羊の番をするのだが、羊の数が半端ではない。
山の側面びっしり。CGか?
羊の群れを後ろから見ると、太ったオバちゃんが大量にのそのそ歩いているようで、ちょっと面白い。

二人のカウボーイの事の馴れ初めは、かなり唐突に始まる。
ジャック(ジェイク・ギレンホール)に強引に誘われ、始めイニス(キース・レジャー)は拒否反応を示すが、その後すんなりと応じる。
タチの側(イニス)が唾を自分の性器につけて挿入するのだが、初めて人が何故そんな事を知っているのだろうか?
原作には、ゲイ的なニュアンスを含む前ふりがあるのだろうか?

その後、ギクシャクした関係のまま別々の人生が始まるのが、イニスの妻(アルマ)役のミシェル・ウィリアムスが大変、素晴らしい。
この映画ので一番印象に残った。
「スピーシーズ/種の起源」に出演してたようだが全然記憶に無い。
「スピーシーズ」自体がどうでもいい映画なのだが。
ミシェル・ウィリアムスは野暮ったい見た目だが、アメリカの片田舎の労働者階級の主婦という役にはぴったりだ。
夫の嘘に耐える、そして怒りを滲ませながら問い詰める姿は迫力がある。

夫婦のベットシーンで、ちょっと気になったのが、キスから始まり何やかやがあって、いざ挿入という場面でイニスは妻をかなり強引に後ろを向かせ、挿入する。
その時、妻はちょっと苦悶の表情をするのだ。
変なベットシーンだなと思った。
後でパンフレットを読んでみると、やはり原作では夫イニスは日常的にアナルセックスを妻に求めていたとある。
やっぱり、そうだったのか。
頭にあるのはジャックへの想いと欲望で妻の顔など見たくないのだ。

メインの二人のカウボーイのシーンよりも、この夫婦間のやり取りのシーンのほうが、この映画は面白いように思う。
ラストシーンは良かったけれど。
失ったがゆえに結晶化された愛を胸に秘めて落ちぶれていくカウボーイよりも、残酷な現実に折り合いをつけようとする妻に共感したからかな。
いや、ただ単にこの女優さんの演技が素晴らしかったからだろう。

追記:
ブロークバック・マウンテン本編前に上映された「こまねこ」。
公式サイトでストリーミングで観た時には、あまりのかわいさに何度も再生して観たものだが、スクリーンのデカイ画面でみると、あまりかわいくない(笑)。
14インチ、テレビぐらいが限界か。
箱庭感が無くなっちゃうだよなぁ、画面がデカイと。
※ストリーミングもう終了してる。

関連サイト
□ブロークバック・マウンテン
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/
□こまねこ
http://www.komaneko.com/
こまねこ公式サイト

ブロークバック・マウンテン ブロークバック・マウンテン
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5月 17, 2006 at 04:24 午前 映画・テレビ |

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