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2008/01/10

「フラガール」「バベル」「かもめ食堂」-取り留めなく観る。(その2)-

フラガール(スマイルBEST)

「フラガール」

【自宅にてTV】だいぶ前に観た。

「ウォーターボーイズ」に端を発する“集団訓練モノ”かと、高を括って観たのだが、意外と面白かった。
製作者の志が高かったのだろう。
忘れ去られた時代、人々がエンターテイメント作品として蘇った。

監督: 李相日
脚本: 李相日 羽原大介
撮影: 山本英夫
音楽: ジェイク・シマブクロ
出演: 松雪泰子 豊川悦司 蒼井優 山崎静代 寺島進 志賀勝 岸部一徳

【関連サイト】
□フラガール:公式サイト
http://www.hula-girl.jp/

バベル スタンダードエディション

「バベル」

【自宅にてDVD】

今風のシェルタリング・スカイか?
発展途上国を旅する不仲の夫婦、ターバンを巻いた男達。
徐徐に傷口が深くなるコミュニケーション不全。
また、本作のラストで坂本龍一の楽曲も使用されていたから余計にそう感じたのかな。
シェルタリング・スカイは深く掘り下げるタイプの映画だったが、本作は不幸のグローバリズム化といった様相を呈する。
菊地凛子も頑張っていたが、メキシコ人乳母、アメリア役のアドリアナ・バラーザが強く印象に残る。

しかし、外国人の撮る日本はどうしても、ブレードランナー風と言うか無国籍な感じになってしまうな。
日本中、何処も彼処も巨大モニターだらけじゃない(笑)。

菊地凛子演じるチエコの友人、ミツ役の女優さん、僕は映画「リンダ・リンダ・リンダ」のベース役の女優さんだとばかり思っていた。
それで、結構良い演技してるのに、菊地凛子ばかり話題で、何でこの女優さん話題にならないのだろうと観ながら思ったのだが、ミツ役は「リンダ~」の女優さんではなかった。
そもそも「リンダ~」の女優さんは女優が本職ではなかった、Base Ball Bearのベースの子だった。
ベースが本職だ。
二重の間違い。
で、ミツ役の女優さんであるが、この方は、ろう者の大学生、村田裕子さんという事がわかった。
粥川準二氏のブログで知ったのだけれど、劇場プログラムには何の記載も無かったようだ。
村田裕子さんの要望ではなく、ただ単に端役扱いで記載無しだとしたら、ちょっと酷いと思った。
公式サイトのキャストにも記載がないな・・・
正当に評価すべき。

監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本: ギジェルモ・アリアガ
撮影: ロドリゴ・プリエト
音楽: グスターボ・サンタオラヤ
出演: ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ガエル・ガルシア・ベルナル 役所広司 菊地凛子 村田裕子 アドリアナ・バラーザ

【参照サイト】
□みずもり亭日誌(粥川準二の雑記帳)
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=91038&log=20070430

□手話パフォーマンスきいろぐみ & 手話あいらんど
http://blog.so-net.ne.jp/sign-language/2007-04-03-1

□asahi.com:話題の映画「バベル」に言葉の壁 ろう者が落胆・困惑
http://www.asahi.com/culture/movie/TKY200702220215.html

【関連サイト】
□バベル:公式サイト
http://babel.gyao.jp/

かもめ食堂

「かもめ食堂」

【自宅にてTV】だいぶ前に観た。

この映画を観て、小洒落たカフェを始めたいと思った女子が何万人といただろう、きっと。
温泉に長く浸かっていると気持ちいいが、そんな感じの映画だった。
それ以上でも以下でもない。
現実にあの店をオープンしたら、資産家でもなければ1ヶ月で潰れると思う。
お客は全然入っていないが主人公は困っている様子もない。
最終的に店は満員になるのだが、フィンランドの肉体労働のオッサンが昼飯に日本の定食は食わないだろ、普通。
日本でとび職の兄ちゃんが、昼飯にイタリア人がやっているパスタを食うか?
普通は異国でお店を出したことによる悲喜交々、ドタバタ、悪戦苦闘が映画としての面白さを醸し出すと思うのだが、本作はその辺は全てスルーだ。
言語の壁さえ簡単に飛び越える。
「バベル」とは正反対の世界。
現実を舞台としながらも、中身は完全なファンタジーだ。
適度にシュールでセンスが良い、要するに“ヌルい”ということだが、この辺が新鮮に感じられると言えば、その通り。
でも、センスだけの映画は人生の足しにはならないと思うが。

監督・脚本: 荻上直子
原作: 群ようこ
撮影: トゥオモ・ヴィルタネン
音楽: 近藤達郎
出演: 小林聡美 片桐はいり もたいまさこ ヤルッコ・ニエミ タリア・マルクス マルック・ペルトラ

【関連サイト】
□かもめ食堂:公式サイト
http://www.nikkatsu.com/movie/official/kamome-movie/

1月 10, 2008 at 01:19 午前 映画・テレビ |

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